今回は、月に一回しか開催されないWestergasfabriekのサンデーマーケットについて紹介します。蚤の市も含め、アムステルダムにはマーケットが多くてどれに行ったらいいのか分からない、という人も多いのではないでしょうか。もちろんそれぞれのマーケットには独自の魅力がありますが、マーケットを初めて訪れる人にはいろんなものを一度に味わえるWestergasfabriekのサンデーマーケットがオススメです!
アムステルダムのWestergasfabriekのサンデーマーケットは月に一回しか開かれませんが、アムステルダムの中でも大きくて有名な公園と工場の跡地で開催されるため、他のマーケットと比べるとかなり大きいです。そのため、マーケット開催日は様々なイベントが開かれ、また下記のように内容もかなりバラエティに富んでいるので、アムステルダムを訪れる際には日程を合わせてでも行きたい場所の1つです。(詳しくはWestergasfabriekのホームページを参照です。)
アムステルダム中央駅から距離的に離れていることもあり、Westergasfabriekのサンデーマーケットには観光客だけでなく、地元の人も多く訪れます。マーケットを入ってすぐのところには、地元民にも人気なB級グルメの屋台(移動販売車)が並んでいるので、屋台で購入した食べ物片手に食べ歩き、なんてのも楽しいかもしれません。
もちろん、マーケットの醍醐味であるローカルフードも豊富な種類があります。オランダで有名なチーズはもちろん、ドライフルーツやイングリッシュパイ、ローストチキンやドライソーセージなども手に入ります。また、スーパーでは売られていない様々な食材を味わうことができるだけでなく、チーズやお肉などはカットしてもらう必要があるので、必然的にお店の人と話をすることになり、現地の雰囲気が味わうこともできます。ちなみに、お店の人はみんなフレンドリーな人たちばかりなので、英語に苦手意識があったとしても全然大丈夫です。また、食材の他に搾りたて果汁100%ジュースやコーヒーや紅茶、ホットワイン(冬の時期のみ)を味わえるお店も出ています。
Westergasfabriekのサンデーマーケットは工場跡地ということもあり、倉庫のような建物の中にもマーケットが続いています。特におすすめなのが、若手のクリエーターが自分たちの作品を販売しているブースです。販売している作品は絵画作品から小物、服やアクセサリーとクリエーターによって様々ですが、それぞれこだわりが詰まった作品ばかりなので、見るだけでなくクリエーター本人から作品に対する想いを聞くのも楽しいかもしれません。このブースはかなり人気ですが、このマーケットでは外せないスポットの1つです。
マーケットの敷地が広いのと、観光客・地元民問わずかなりの数の人が訪れるので、路上パフォーマンスやイベントもたくさん目にすることができます。私が行った時は、路上で10歳くらいの双子の男の子がピアノを連弾していました。イベントホールで行われるようなWestergasfabriekが公式に開催しているイベントから、路上の空いているスペースでゲリラ的に行っているパフォーマンスまで幅広く楽しむことができるのもこのマーケットの魅力の1つです。
<<日時>>
毎月第一日曜日(※ただし、そうでない月も稀にあるので、事前にホームページでチェックしておくことをおすすめします。)
<<住所・アクセス>>
Westergasfabriek,
Haarlemmerweg 8-10,
1014 BE Amsterdam
アムステルダム中央駅から21番バス乗り、Van Hallstraatにて下車。所要時間は、およそ10分です。
今回はWestergasfabriekのサンデーマーケットについて紹介しました。様々なものを一気に体験できる欲張りなマーケットなので、アムステルダムを訪れる際は是非立ち寄ってみて下さい。