部屋が見つからない時の、一時的な3つの部屋タイプ
今回は部屋が見つかるまでの、一時的な仮宿について紹介します。移住して一週間以内ならホテルでも大丈夫だと思いますが、数週間、場合によっては1ヶ月となったら金銭的にもキツいですよね。そこで、今回紹介する3つの方法で部屋を借りることで経済的負担を減らすことができます。一時的にでも住むところを確保することで、部屋探しに集中できる環境が整うはずです。
Airbnbで部屋を借りる
ホテルよりもお手頃な価格で、現地の生活を味わうことができることで人気のAirbnbですが、1日単位だけでなく、1ヶ月単位で部屋を借りることもできます。
【メリット】
レーティングや口コミをチェックすることで、どんな部屋でどんなホストなのかが確認できるのは安心です。また、金銭的な面でもホテルに住むのと比べれば比較的安くコストを抑えることができます。
【デメリット】
市役所に住民登録可能な物件が見つかって、予約していた期間よりも早くチェックアウトすることになったとしても、その差額が返ってこないのがデメリット。また、安い部屋ほどホストによるハウスルールが厳しいことも多く、そういうことが気になる人は精神的にリラックスできなかったりすることもあるようです。
Sublettingにて部屋を借りる
Sublettingとは、物件オーナーの許可の下で賃貸契約を結んでいる部屋を、一定期間他人に貸し出すことを指します。インターンや交換留学のために数ヶ月から半年ほど部屋を空けなければならない時などに行われ、オランダではよくある部屋を借りる方法の一つです。ただし、賃貸契約は変わらず名義は貸し手の人になっているので、住民登録はできまん。
【メリット】
名義が違うだけで後は普通の賃貸物件のため、部屋の種類も家賃も幅広いです。また、学生がこの方法で部屋を貸し出すことが多く、家賃もAirbnbで部屋を借りるのと比べるとかなり安く済ませることができます。
【デメリット】
貸し手が帰国するまでの間なので、部屋が見つからないからといって延長したり、また早く部屋が見つかったからといって短縮したりはできず、決まった期間は住み続けなければいけないという縛りがあります。また多くの場合、貸し手の私物や家具がおいてあるので、それも借りた時の状態を保たなければいけません。
The Student Hotelにて部屋を借りる
通常のホテルに部屋が決まるまで泊まろうとすると値段は高くなってしまいますが、The Student Hotelの場合はその名の通り「学生向けのホテル」というのがコンセプトなので、ホテルの中では安い価格設定になっています。また、1日単位だけでなく、数ヶ月単位で部屋を借りることができます。
【メリット】
通常のホテルと同様ベッドメイキングと部屋の清掃のサービスを受けることができます。また、最大で1年間部屋を借りることができ、市役所にて住民登録も可能です。海外から来た多くの学生が1年契約をして住民登録しているようです。また、ホテルでは自転車の貸し出しも行っており、オランダ生活に必須の自転車を購入する必要が無いのも良い点です。
【デメリット】
値段が€1,000〜€1,500(約12万4,000円〜約18万6,000円)ほどと高いのに加え、競争率も高いです。また、1年以上は継続して借りることができず、1年、間をおかないと再び部屋を借りることはできません。
終わりに
今回は部屋が見つからない時に一時的に部屋を借りる、3つの方法について紹介しました。今回の方法を使えば、部屋が見つからない間も出費を少しでも抑えることができると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。